今回は先日読んだ書籍のご紹介をしたいと思います。
自分の小さな「箱」から脱出する方法(大和書房)
という本です。
世界的なベストセラーであり、
日本でも20年近く前に発行されていますので
読んだことがある方ももいらっしゃるかと思います。
この本を読んだきっかけは、
ある方のメルマガに”人生を変えた1冊”として紹介されていたことでした。
何となく気になって、直ぐにポチって、そこから1年以上積読して先日やっと読んだ、という感じなのですが、
もっと早く読んでおけば良かったと少し後悔しました。
あまり、ネタバレしない程度でご説明すると、
本書は、
ビジネスマンの主人公とその上司の会話を通して話が進んでいきます。
そのストーリーの中で
人間関係の悩みを「箱」という概念を使って説明し、
その悩みの解決方法(ヒント?)を解説していく、
というような内容になっています。
これだけでは、なんのこっちゃですよね。
気になった方がいらっしゃいましたらぜひ読んでいただくことをおススメします。
個人的に、この本がおススメだと思うポイントは、次の3点です。
①ストーリー仕立てで読みやすいこと
本書はカテゴリーとしてはビジネス書になるのですが、
主人公と上司の会話形式を取ることで、
格段に読みやすくなっています。
②自分のことのように読める
本書は、ビジネスパーソンであれば、
恐らく誰にでも思い当たるような悩みについての内容ですので、
共感できる方も多いのではないでしょうか。
③今後のビジネスやプライベートに活かせる
この本を読んでもし何か”気づき”を得られたとしたら、
それは、以後の、ビジネスやプライベートでも活かせるものに
なるのではないでしょうか。
人間関係の根本部分にスポットを当てた内容ですので、
とにかく汎用性のある内容だと思います。
当社の仕事は、結局のところ、人と人とを繋ぐものですので、
やはり”コミュニケーション”というものが重要になってきます。
特に当社は海外の案件も手がけていますので、
”異文化コミュニケーション”の能力も必要になってきます。
書籍の帯を見ると、アメリカの某大手IT企業の研修でも採用されているようですし、
当社でも本書の要素を社内研修等に取り入れていきたいなと考えるくらい良書でした。
では、今回はこのあたりで。