Let It Roll~新しい年、新しい気持ち

 

 

ウチの会社には、所謂、「部署」ってものがなく、社員全員が3つの「セクション」というチームに配属されている。

今回、チョー面倒な依頼が各セクションのリーダーたちから急に寄せられ最初は全く乗る気ではなかったのだが、質問を考えたり、ダメ出しをしたり、赤ペン入れたり、編集したりって、結果、自分が一番エンジョイしていることに気が付いた。

自分がこれまでに培ってきたノウハウを活かし、めちゃくちゃ久しぶりにインタビューなんぞやってみたわけだが、これはこれでなかなか面白い。面白いことを作る会社が面白いことやらんでどーすんの、って、コレ基本中の基本なわけで。

つーことで、インタビューの内容自体は、えーと、なかなかマジメです。

 

O:週末にも関わらず皆さんお集りいただきありがとうございます。

T(Section 1リーダー):ウィース

N(Section 2リーダー):いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。

S(Section 3リーダー):Oさんこそ海外出張前のドタバタ中、すみません。

 

O:では、さっそく始めたいのですが、まずは今期から新しいチーム編成が組まれました。それぞれのチームを紹介してもらえる?

T:はい、ウチはずばり、アダルト陣とヤング陣がバランス良く配属されて構成されたチームです。

 

 

 

 

(セクション1 リーダーT)

 

 

 

O:年代、経験が異なったチームのメリットは、何だと思いますか?

T:今月は、我々Section 1が各社内施策の担当となっており、その施策らをどう行っていくか段取りを組んでいます。その中でも、社内ラジオの内容については、既に何度も会議を行っておりまして。個々にアイデアを持ち寄ってもらい各自提案してもらったのですが、アダルト陣からは堅実な意見、ヤング陣からは斬新なアイデアが出てきました。発足して一ヵ月足らずですが、活発な議論が行われていると思います。

O:逆にデメリットはあると思いますか?

T:Section 1は、リーダーの私が中間層で30代、ヤング陣が20代、アダルト陣が40代、60代というメンバー構成なので、価値観、考え方、コミュニケーションの取り方など様々な部分でギャップが出てくるんじゃないかなと。発足して半月程度なので現時点ではありませんが、これから様々な問題が起こる可能性は大です。リーダーの私がどれだけ皆をまとめられるかが今後のカギになってくると思います。

 

O:OK、ではSection 2お願いします。

N:個性、得意分野が明確に別れた、幅広いジャンルで活躍できるチームです。

O:得意分野とはズバリ何を指しているのでしょうか?

N:チームは、5名構成となっておりまして。まずは、1人ずつ紹介させて下さい。

困った時のドラえもん的存在のKさんは、本当に困った時は何でも出してくれる頼もしい存在です。特にAV機材面の知識、及び操作に関してはプロ中のプロで様々な現場で引っ張りダコなメンバーです。

ブログでもお馴染み、2年目のDは、食いしん坊キャラとして会社のマスコット的存在です。最近は後輩への指導などにも力を入れております。今期は、得意な英会話を駆使して海外案件にも挑戦しています。

女性スタッフのアネゴ的存在のIさんは、絶対的な文章力が強みです。ライターとして某有名アパレル系雑誌やWebページなどの原稿制作、ファッション撮影などを中心に日々活動しております。

ROCKの肝っ玉母ちゃんであるCさんは、メンバー全員の母親的存在です。普段は経理として活動いただいております。人生経験そのものからくるアドバイス力もチームの一員として大変助かっています。

そして私、Nはチームや案件全般の管理遂行を担当しております。チームにおいては、ここで紹介したメンバーに、案件においては、各協力会社の皆様に助けられながら日々精進しております。

 

O:ありがとうございます。では、最後にSection3お願いします。

S:我がSection 3は…ザ・問題児集団です(笑)。

O:ROCKは、問題児たちをかかえる会社なのでしょうか?

S:ROCKという会社は、それぞれ違ったルーツを持つ人たちが集まった会社なので、元々持っているそれぞれの常識や価値観に違いがあります。それがROCKの強みでもあります。良い意味で型にハマっていないので、周りを驚かせるような発想力と実行力があると思っています。Section 3 は、その中でもかなりルーツもスタイルも独特なメンバーが揃っています。ただ、日頃から時間を守れなかったり物を失くしたりと小さなミスが多いのでこの点は改善すべき問題だと思っています。

 

O:それでは、次に各Sectionが掲げる今期の目標に関して教えてください。

T:目標は、新規案件獲得です!

O:どのような方針の元、この目標を決行するのか具体案はありますか?

T:アダルト陣の人脈、経験、知識をご教授頂き、戦略を立てています。特に人脈作りに関しては、今までとは違ったアプローチが出来るかと思います。

O:戦略や違ったアプローチとは?

T:目標を達成する上でSection1は、他チームより販路が狭いのがウィークポイントでした。どうやったらこのウィークポイントを改善し、目標を達成できるのかを考え一つの結論を導き出しました。我々のチームには、経験豊かなアダルト陣がいて、様々な人脈と繋がっているのではないかと。我がSection1のメンバーには、定年で現役を一度退いた方がいるので、例えばその方の人脈を紹介してもらい販路を広げていこうと戦略を立てています。またそれが今までとは違ったアプローチ(今までになかった業種や企業)に繋がればと思っています。

O:Section 2お願いします。

N:目標は「みんなを笑顔にする」です!

 

 

 

(セクション2 リーダーN)

 

 

 

 

Q:なぜ故に?

N:笑顔になれば、皆さんHAPPYになります。これは、チーム間や社内での雰囲気造り、団結力などが増す効果があると思います。主催者の笑顔、スタッフの笑顔、そして、お客様の笑顔など、関わる全ての人たちを全員笑顔にする!この目標に取り組めば、我々が取り扱うイベントにおいて、ROCKにしか出来ない事は何か?それを見つけることができるのではないかと思います。

 

O:では、問題児だらけのSection 3は?

S:失敗上等、最後は圧倒的な結果で周りを唸らせる。

O:これまた尖った目標ですが…。

S:圧倒的な結果とは、文字通り1つ1つの仕事のクオリティ、そして年間の売り上げや新規案件獲得数、全てにおいて他のチームを上回るというとても高い目標のことを指します。セクション3 のメンバーは発足1ヶ月で既に様々なミスを犯しています。それについては今のところ予想の範囲内です(笑)。しかし、どんなにミスをしてもそこから学び、圧倒的な結果を出せば周りの見方は必ず変わります。一年後そうなっているように日々チーム・メンバーの魅力を最大限発揮できる環境を作っていきたいと思っています。達成の具体的な戦術と方法論はもちろん企業秘密です、楽しみにしていてください(笑)。

 

O:それでは、最後に皆さんが思う、“This is ROCK!”を教えてください。

T:破天荒だけどハイクオリティ!

O:破天荒、ハイクオリティ、それぞれどういう意味でしょうか?

T:破天荒=型に捉われない自由な発想。ハイクオリティ=それを実現し成功に導くスキル。と、考えております。

O:これが実現したケースを教えてください。

T:例年行っている案件で、某ゲームメーカー様主催の開発者を表彰し、おもてなしするパーティーは、その良いケースだと思います。制作では、例年までの演出やオペレーションを維新し全く違う形で実施しました。今までのパーティーは、ホテルの宴会場を使用したよくある形式でどこか堅いものでした。そこで、お客様と主催者様がコミュニケーションを取りやすい環境を作る為、リラックス出来るソファを設置し、ゲストには有名マジシャンを呼び、お客様、主催者様にも楽しんで頂けるよう体験型マジックを行いました。お客様、主催者様、ひいてはスタッフも巻き込みマジックは大盛況のうちに終了し、クライアント様から高く評価して頂きました。まさに型に捉われない発想、それを実現し成功に導いたケースだと思います。

 

O:なるほど。ではSection 2。

N:尖っている様に見えて、やる時はしっかりやる!

O:ROCKは、どんな意味で尖っているのか?

N:ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、I社長の見た目(クールさ)そのものじゃないでしょうか(笑)。そんなカリスマI社長の下に集うメンバーがファミリーとなり団結し、目標のためには妥協しない、時と場合によっては徹底的に戦う。周りから見れば尖った集団に見えるかもしれませんが、仕事や現場は完璧にこなせる。そんな印象で周囲から持たれるのが最高なROCK感じゃないかと思います。

 

O:最後にSection 3よろしくお願いします。

S:期待を超えて魂を揺らす!

 

 

 

 

(セクション3 リーダーS)

 

 

 

O:魂を揺らすとはどういう意味でしょうか?説明してもらえますか?

S:僕は、選択で迷った時はどっちが「素敵」かで判断します。どっちがより心を動かすか、響くか、どっちがよりドラマチックか。全て抽象的な言葉ですが人の感覚なんて抽象的なモノなので(笑)。それを総称して『魂を揺らす』と表現しました。何か失敗をした時に、ただ謝るだけでなく、謝った後にその失敗から学べるプレゼンテーションを披露するだとか。このブログもそうです。元々リーダー3人の連名で書こうと話していたブログですが、それでは面白くないので新しくインタビュー・スタイルに挑戦しています。ウチのチームには、元敏腕編集マンがいるので。メンバーの武器を活かして一緒に面白いことが出来たら素敵じゃないですか。そんな風に人の期待を良い意味で裏切りながら、この選択は『魂を揺らせているか』と問いかけ続けていきたいと思っています。