こんにちは、カロリークイーンことDです。
8月に入り、一気に夏模様というお天気の日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
引き続き新型コロナウイルスは収まる気配もなく、都内でも新規感染者が多数報告される状況が続いています。
弊社でも毎朝の検温や可能な限り在宅での作業を推奨し、感染者を出さないよう最新の注意を払いながら日々業務を行なっています。
そんな中、先日ROCKではコロナの感染拡大後初めて、会場に来場者を招いて某ゲームタイトルの発表会を実施しましたので
今回こちらのブログでは、そのイベントについて、実施した感染症対策をメインにお伝えしていきたいと思います。
今回の制作にあたって、打ち合わせは全てリモートで行いました。
なので本番当日に名刺交換をする、なんてこともありました(フェイスシールド、手袋を着用のもと)
この状況の中来場者を招いて、どうすればイベントを実施できるのか、クライアント含め担当者全員で感染防止対策について話し合いを行いました。
そして緊急事態宣言中に弊社で作成した運営安全対策マニュアルに記載している内容に基づき、
A.場内に感染者の疑いがある方(37.5度以上)を入れないこと
B.無症状の感染者がいた場合に備え、場内にいる方に感染を広げないこと
C.万が一感染者がでた場合にも経路を確認し、来場者・関係者速やかにご連絡できること
上記の3点を防止することを念頭に制作を実施していきました。
そしてここからはそれを踏まえ、実際に行った対策の内容をご紹介します。
まずは来場者が来られる前の事前準備から
① 日本除菌サービス加盟事業者による会場内の除菌作業(Bへの対策)を実施
・・・設置物やお手洗いから電気のスイッチまで手が触れるところの除菌を行い、会場内を綺麗にするところから作業をスタートします。運営サインなどを設置するサインスタンドなども事前に消毒していただきました。
② 続いて会場内では会場内の入場エリア区分(Bへの対策)を実施、
スタッフ同士でも不要な接触を避けるための首下げパスの色で入場できるエリアを分けることで、
万が一感染者が出てしまった場合にも接触者を最小限に抑えられるよう対策を行いました。
そして、ここからが来場者の皆様にもご協力いただいた対策のご紹介です。
③ 入館前の検温(Aへの対策)
・・・関係者、来場者共に会場入場前に検温の実施し、37.5度以上の方は会場への入場を禁止というルールを設定して対策を行いました
④ 手指消毒、(Bへの対策)
・・入場時に必ずアルコールスプレーによる手指消毒をしていただき、会場内にもいつでも消毒いただけるよう各フロアに消毒液を来場者の導線に合わせて設置しました。またお手洗いの前には靴裏の消毒ができるよう消毒液を設置し退出時に消毒を行っていただきました。
⑤ フェイスシールド、マスクの着用 (Bへの対策)
・・・お客様、スタッフ全員にフェイスシールドを配布し(スタッフは手袋も着用)場内での着用を義務付けさせていただきました。お客様にも充分な対策を行なっていただいたことに加え、受付を行うテーブルには飛沫防止のパーテーションも設置しました。
⑥ 健康同意書の記入 (Cへの対策)
・・・そして会場の入場の経路や直近の海外渡航歴などをヒアリングする健康同意書を記入いただいた後、会場内に入場いただきました。
⑦ ソーシャルディスタンスの確保 (Bへの対策)
・・・今回のイベントは記者発表会になりますので、場内にいる人数を極力少なくできるよう映像関連以外の記者の皆様にはZoomでのライブ配信によるご参加をおねがいさせていただきました。
会場内では入り口から受付、会見会場まで1フロアに人が密集しないようフロアを分け(入り口 4階、受付5階、会見場6階)、ソーシャルディスタンスを確保しやすい対策を行いました。
列に並んでいただく際にも来場者が1.5m間隔に御並びいただけるよう足元にサインを掲示しました
会場中では来場者が1.5mおきに着席頂けるよう椅子のレイアウトを行い、
来場者の移動時には一斉にご移動されないようスタッフによる案内を行わせていただきました。
その他、会見時の質疑応答の際には使用するマイクは都度、消毒を行う
出演者様にお出しするケータリングは個包装のものに、お飲み物も通常は2リットルのペットボトルでコップに注いで飲んでいただくところを、人数分のお飲み物を準備するなどの対策を行いました。
コロナ対策はスタッフだけが行っていても、もしくは来場者だけが行っていても、効果はありません。
会場内に立ち入る皆様に協力をいただくことでウイルスを持ち込まず、拡大しないための対策を行なっていると言えると考えています。
今までにない対応の中で実施した中での発表会でしたが
出演者の皆様のおかげもあり、笑いにあふれる非常に素敵な会になったと思います。
オンラインでのイベントも多くなってきた昨今ですが、やはり目の前にお客様がいて、制作したものに対しての反応をその場で見ることができるインタラクティブさはリアルイベントの醍醐味だと改めて実感しました。
また今回はこのような対策を行いましたが、
対策は場所によってもイベントの属性によっても変更する必要があると考えています。
そして日々変化するコロナウイルスの状況によっても最新の情報を常に確認し、
対策をとっていくなど日々内容は変わっていくべき内容だと思っています。
この期間中にも、状況に応じて、今後も安全対策につきましては、慎重に調査、議論を重ね、より安全なイベント運営を行っていけるよう内容のアップデートを行っていきます。
コロナウイルスの感染収束を一刻も早く解決することを願うばかりですが、
感染が収束した後も、これまで通りのイベント運営ができるかというときっとそうではなく、
これからも引き続き、接触や密を考慮した運営に加えて、デジタルを駆使したイベントの実施が新しいスタンダードになっていくと捉え、イベントのあり方を改めて考える必要があると感じた今回の現場となりました。
そんな中でもよりたくさんの方が安全安心にイベントに参加していただけるよう引き続きROCKでは感染症対策を入念に行い、
参加者との物理的な距離は離れても、心の距離は離れない、
そんなイベントが実施できるよう、これからもより一層精進して参りたいと思います。