ブログをご覧の皆様、こんにちは。ROCK Section3のマッツァーナです。
まずは今、世間の大きな話題となっている新型コロナウイルスがもたらしている影響についてお話しします。
先日のブログ『What ROCK can do』でも触れていますが、既に大きな催事もどんどんと中止となり、
我々の仕事も次々と取りやめ・延期という影響が出ています。
しかし今回の感染影響と被害を踏まえますと致し方ない事だと思っており、
今は何より病気になられた方の一刻も早い回復と、感染がこれ以上 拡大しないように祈るばかりです。
もちろん我々も自身の健康に気を付けるなどできる事をしっかりと行っていきますので、
また再びイベントに皆様が笑顔で参加される日を楽しみに待っております!
という訳でまずは事態の速やかな終息を何より願うばかりですが、
ではその間、全ての集客型エンタメは中止するしかないのかと言われるとそういう物でもないと考えます。
既に一部のスポーツでは無観客試合を行うなど中止以外の方法を取っている興行もあります。
イベントも同じでして先日、まさにそういう切り替えを行った現場がありましたので、
ここからはその様子をお伝えしたいと思います。
その案件は、今年の初めに立ち上がり3月上旬に本番を迎える予定だったゲームファン感謝祭でした。
こちらは昨年に続いて2回目のイベントだったのですが、
前回と同じく招待制のイベントだったので、
- 1月:会場と実施内容を決めて、、、
- 1月末~2月上旬:情報を発表&招待者募集を始めて、、、
- 2月中旬:抽選も終わり、さぁ!いよいよ当選案内を出そうか!
というタイミングでコロナウイルスの感染拡大が話題となり始めました。
開催可否についてはクライアントと協議を何度も重ね難しい判断もありましたが、
2月下旬には「お客様を会場に集めてイベントを開く」事を中止しました。
しかし同時に担当者との話し合いの中で、ただ中止にして「残念だけど仕方ない」で終わらせるのか、
楽しみにしていたファンにこちらの気持ちを伝える事はできないか、その手段についても模索しました。
最終的に“催事の一部(ステージ)を配信でファンに届ける”という形に切り替える事に決定し、
その日から体制や台本を急ピッチで修正し制作を進める事になりました。
そこからはかつてないスピードで各種調整を行いましたが、もちろん、感染症対策も怠りませんでした。
「関係者だけに絞ったから安心」という訳ではなく、徹底した予防対策を行いまして、下記の写真を見て下さい。
スタッフはマスク・マスク・マスク!もちろん入り口には消毒液を置いて都度のアルコール手洗い。
更に会場の指導もあってスタッフ・出演者は起床時に検温させる事を必須にし、微熱以上で入場禁止という措置を取りました。
こうした措置と全スタッフの注意努力もあって、
当日は入場禁止となるスタッフもいなく予定通り配信番組をお届けする事が出来ました。
写真ではぼかしていますがコメントは「はじまった~」「こんにちはー」などで溢れています!
こうして3時間ほどの長時間番組でしたがネットの向こう側のファンとはゲームのオンラインや
配信のコメントを通じて楽しく交流できまして、最終的にはリアルタイム視聴数も好調で、
その後の動画の視聴数も順調に伸びており、多くの方々に安全に楽しんでいただく事ができました。
そしてなにより視聴者から
「今回の中止は残念だったけどこうして配信してくれてうれしい」
というコメントも頂くことができ本当にうれしかったです。
取りやめる事も正解ですが別の手段に切り替える、
これも一つの正解だと思いますので読んでくれた方の今できる事のヒントになれば幸いです。
という訳で今回のファン感謝祭は当初の予定から大きな変更はありましたが無事に終えることができました。
まだまだ予断は許さぬ状況ですが
今後も色々なやり方でお客様が楽しめる催事を提案していこうと思いますので
ウイルスに負けず頑張っていきましょう!