Geneva International Motor Show 2019

 

 

みなさんこんにちは

愛読書は 機材レンタル会社のカタログ、通称Kです

 

僕はテクニカルの業務を中心にイベント制作を行っているのですが

先日、2019年の3月7日から17日までスイスのジュネーブで開催されていた

「Geneva International Motor Show 2019」に行ってきました!

 

 

 

某日本企業から依頼を受けた今回のお仕事ですが

現場ではドイツから来た音響・映像など各テクニカルチームをまとめ

日本でイベントするのと変わりない内容を海外でも再現するのがメインのお仕事です

 

 

さて今回はそんな僕がブースでどんなお仕事をしてきたか・・・

 

 

 

ではなく、今回のような展示会に行った際に発揮される

“ちょっと”マニアックな目線での「展示会の楽しみ方」をご紹介致します

 

 

 

 

このような展示会というのはブースを作る上でいろんなポイントに注意して

デザインをしたり展示を考えたりしています

 

ブース位置に合わせた形状とお客さんの導線

特に通路際の展示内容、陳列・収納をどのように行うのか?

パネルデザインと配布物の内容、そしてスタッフ配置など

 

限られたスペースの中でどの会社も

他の展示ブースに負けないように考えながらデザインを行っています

 

 

 

でも、僕の見るべきポイントはこういうところではないんですよ

 

今書いたポイント以外にもう一つ大きなポイントがあるんです!

 

そこは・・・・

 

 

 

 

それは上です!!!

 

僕はいつもブースの上を見ているんですね

 

坂本九さんも「上を向いて歩こう」って言ってるじゃないですか?

日本人なのでやっぱり上を向いて歩いてしまうんですね

 

 

 

という冗談はさておき

 

展示会場の上には何があるのか?

通称「吊り物」と呼ばれるいろんな機材が天井を覆っています

 

トラスと呼ばれる仮のフレームを縦横無尽に這わせ

そこに様々な機材が吊られているんです

 

 

おそらく皆さんが想像できるところでは

照明があるかと思います あとはスピーカーですね

 

 

でもこのジュネーブモーターショウは規模が違います

 

通常は会場の付帯設備としてある作業通路「通称:キャットウォーク」と呼ばれるものも

このブースでは仮設で作ってしまっています

 

そして、ライブ会場とかでは当たり前ですが

ピンスポット照明も展示会なのに上に上げられているブースもありました

 

なんで展示会でピンスポットが異常かというと

ライブ会場などは「ピンタワー」と呼ばれる縦長の建造物があるので

そこをよじ登ってオペレーターは作業をしますが、ここは展示会です

 

上と下をつなぐ部材はないんです

 

トラスが空中に浮いてる状態です

 

 

さて、どうやって人は上に登りますか??

 

設営日に上に上がったらテント張ってずっと上で待機?

大きなドローンみたいなもので人を吊り上げる?

マジシャンを呼んで瞬間移動で上に運んでもらう?

 

 

おそらく

春日三球・照代師匠がこのことを知ったら夜も眠れなくなるくらい・・・

 

 

空には無限の可能性と希望が秘められている…なんて言われるように

展示会場の天井にも無限大の想像を掻き立ててくれる

「仕掛け」と言う名の「夢」が広がっているんです。

 

 

 

ぜひ、展示会では「♪上を向いて歩こう」